壁紙

ビニル壁紙

最も多く使用されている壁紙で、プリント柄や表面が凹凸加工されているものなどがあります。

価格帯で500クラスと1000クラスの2種類に分かれます。

500クラス

最大の特徴は価格の安さで、流通しているビニル壁紙の60〜70%がこの種類です。柄模様の種類が少なくて機能性もありませんが、賃貸マンション・オフィス・戸建住宅などで幅広く使用されています。

1000クラス

アイテムの総数は、なんと500クラスの10倍以上!柄模様や機能性などにより数種類のカテゴリーがあり、注文住宅・店舗・病院や福祉施設など、さまざまな場面・場所で使用されています。

種類が豊富なので、自由自在なコーディネートを可能にします。

価格帯としては、中級品といえるでしょう。

珪藻土壁紙

  • 名前の通り、珪藻土を使用した壁紙です。
  • 調湿機能があり、結露が発生しにくくなります。
  • 汚れが付くと落ちにくいのが欠点といえます。
  • 価格帯は、ビニル壁紙と同等品から高級品までさまざまです。

織物壁紙

いわゆる“布クロス”と呼ばれているのがこの壁紙です。

壁紙が普及し始めた頃は主流でしたが、現在は高価な為か低調です。しかし高価な分、張り上がった時の出来栄えには他の種類の壁紙にはない重厚感が漂います。

価格帯はビニル壁紙の約3〜10倍ほどです。

紙壁紙

ヨーロッパを中心に使用されている壁紙です。日本では和風を演出する為に使用される場合が多いようです。

手漉き和紙は壁紙の最高級品といえるでしょう。

自然素材壁紙

  • 天然木・漆喰・紙布・コルクなどの自然素材で作られた壁紙です。
  • 質感に優れ、壁面のアクセントととしての使用がお薦めです。
  • 材料自体が高価で施工難易度も高い為、工事費はそれなりの価格になります。
  • インテリアのデザインにこだわりたい店舗などにお薦めです。

機能性壁紙

汚れが付きやすい場所には【汚れ防止・抗菌】

特徴

  • 特殊なフィルムをラミネートした汚れを落としやすい壁紙です。
  • 通常の壁紙より表面強度も優れています。
  • 一般住宅でとてもよく使用されています。

おすすめの場所

  • すべてのお部屋

強い汚れが付く場所には【スーパー汚れ防止】

特徴

通常の汚れ防止よりも、さらに強力な汚れ防止加工が施されています。洗剤無しでも汚れが落とせます。

おすすめの場所

  • 油汚れの気になる場所
  • 子供が落書きする壁

ペットが壁紙を破ってしまう場合【高耐久性】

特徴

ひっかきキズに対する強度が、一般のビニル壁紙と比べて約10倍もある壁紙です。
汚れも比較的に落ちやすい商品です。

おすすめの場所

  • ペット(特にネコ)のいる部屋

結露・カビが出やすい場所には【吸放湿性】

特徴

空気中の水分を吸収・放出して、室内の湿度調節をします。
結露やカビの発生を抑制します。

おすすめの場所

  • 結露しやすい場所・湿気が溜まりやすい場所

お部屋の臭いを減らしたいなら【消臭性】

特徴

生活悪臭・タバコの臭いなどを分解・消臭します。
よい香りはそのままに、悪臭だけを取り除きます。

おすすめの場所

  • ホテルの客室
  • 病院・医療施設
  • タバコをよく吸うお部屋

ちょっと違う雰囲気を楽しみたい【蓄光】

特徴

電気を消してお部屋を暗くすると、約15〜20分間発光します。
星空や海の模様などがあり、ちょっと変わった雰囲気を楽しめます。

おすすめの場所

  • 子供室
  • ホールの天井